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6月20日は世界難民の日だそうです。
by shukaori
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イベントご報告 『旅人は見た-チェチェン戦争の歴史とふつうのひとびとの暮らし』

チェチェン支援イベントの『旅人は見た-チェチェン戦争の歴史とふつうのひとびとの暮らし』に参加してきましたので、簡単にレポートいたします。

チェチェン支援イベントというと、講演会などが多いのですが、今回はチェチェン・グルジア料理の食事会と、ロックバンドのライヴという、初めての方でも楽しめる感じのイベントでした。
お客様も20~30人は来られていて、大入り満員。大盛況でした。

ロックバンド、ムーズィカ・キオスクのライヴはとっても良かったです。
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折しも、この日は労働者の祭典、メーデーの日。そして、時節柄、原発の問題についても関心が集まっている時でした。
ヴォーカルの山口花能さんの歌は、チェチェンはもちろん、原発と労働者のこともテーマに織り込んであり、
まさに今の時代にぴったりでした。
イベントご報告 『旅人は見た-チェチェン戦争の歴史とふつうのひとびとの暮らし』_e0090952_23204469.jpg

チェチェンの若者たちのことを歌った「白い指」、忌野清志郎さんの原発をテーマに歌った「サマータイムブルース」のアレンジなど、社会派メッセージを織り交ぜた歌はどれも聞き応え満点。
チェチェン・原発・労働者と、多岐に渡る社会派テーマを歌いこなせるのはこのバンドしかないと思いました。
会場からの投げ銭もたくさん集まり、しかもそれをチェチェン難民の支援に寄付して下さいました。
とても素敵だなと思いました。
歌は本当にかっこ良かったので、またぜひ聴かせて頂きたいと思いました。

チェチェン・グルジア料理のお食事会も、とても好評でした。
お客様はどの方も、おいしいと仰っていて、おかわりをする方も後を絶ちませんでした。

今回はこちらのメニューをご用意してくださいました。
これで1000円で、しかもライヴも聴けるなんて、とってもお得だなあと思いました。

【チェチェン・グルジア料理 お食事会メニュー】

・サラート・マルコーヴィ
(ニンジンのサラダ・おろしニンニクと炒めた玉ネギ入り) 
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・ジジガルナシュ
 (チェチェン風のすいとん・羊肉入り) 
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※写真は茹でる前のガルナシです。茹でるとつるつるのモチモチになってすごくおいしいです。
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※塩茹でした羊肉。ちょっとブレててすみません。
※ジジ(ジージク)は肉という意味で、 ガルナシは小麦粉を練ったすいとん風のものを指すそうです。

・付け合わせ じゃがいものマッシュ
 (ジジガルナシュに入れて)
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・ハルチョー
 (グルジア風のスパイシーな牛肉のスープ)
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※右側の赤茶色いスープがハルチョーです。スパゲティと一緒につけめんのように食べてもおいしいです。

・薬味の香草 キンザ・コリアンダー
 (ジジガルナシュやハルチョーに入れて)
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・行者ニンニクの油炒め
 (行者ニンニクはチェチェンでもよく食べられている
 ポピュラーな野菜です)
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・デザート アレーヒ・ス・サーハラム
(炒ったクルミにカラメルをかけたもの)
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・ワイン アゼルバイジャン赤ワイン


こちらは会場の様子です。
ブックギャラリーポポタムは、池袋と目白の間にあるこじんまりとした画廊兼絵本ショップです。
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白地に青い模様のグジェーリの陶器や、絵付けが綺麗な木製のスプーンなどなど、可愛らしいロシアやグルジアのお土産品がたくさん並んでいて、とても素敵でした。
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笑顔がキュートな、マトリョーシカちゃん。
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繊細な色遣いが素敵な、グルジアの銀製ペンダントヘッド。
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会場であるブックギャラリーの雰囲気にも、とても合っていると思いました。

単身チェチェンを訪れて撮影したという大学院生の写真も、大好評でした。
最終日のこの日は、展示していたポストカードが、飛ぶように売れていました。
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チェチェン関係の本もかなり売れたようです。
アンドレイ・バビツキーさんのブックレット(終わりなきチェチェン戦争)が好評で、20冊以上売れたそうです。
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あまりお手伝いできませんでしたが、大盛況のうちに終了して、本当に何よりでした。
また、こういった催しがあったらぜひ参加したいです。
by shukaori | 2011-05-04 23:26
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